Perl ハラスメント
Perlはもう終り? | | プログラマ2.0日報 | あすなろBLOG
思いの他,注目されてるようですね.名立たる Perl ハッカーが反応するとは意外でしたけど.
なんとなく Perl で書いていると,プログラミング言語の進化に興味がないとか,あんな汚い言語でも気にしない奴とか,遅いとか,掲示板みたいな CGI なら Perl で書けるよねとか,古いとか,オブジェクト思考じゃないとか,とにかく口に出されずとも,ひしひしと伝わる侮蔑的な空気を浴びせられることが多々あります.
個人的に,このようなバカにされる状況を『 Perl ハラスメント』と呼んでいます.^^;
とりあえずだけど,今現在,僕が感じてるのは,Perl は思ってる以上にスゴイってこと.けど,別に Perl ハラスメントな人達を説得したいって感じでもないですけど.
僕自身, Perl のいわゆる悪い意味で使われる『いろんな書き方ができる…』点はホント嫌いだったし,現に,すでに ruby もあったので,初めて書いた CGI は ruby で書いた記憶があります.けど,歴史的な理由等で, Perl のプログラムを引き継いだりして,仕方なく Perl をいやいや使うこと約 2 年.少しづつですが, Perl の良さも理解できるようになった気がしています.
そう,『いろんな書き方ができる…』を,今では,There’s More Than One Way To Do It(TMTOWTDI)とか言ってる自分がいるんです.もちろん,メリットとしてね.
Perlはもう終り? | | プログラマ2.0日報 | あすなろBLOGで言われている事実は,実は納得もしていて,あぁ,そうそうとか思ってる自分もいるのですが,逆にそういう点が受け入れられるようになると,むしろメリットとして見えたりしてきて,じゃあ,こういう風にしたいなんて欲求がでてくると Perl ってそれが出来たりして,スゴイとか思って,さらに云々…なんてことがよくあります.
Perl は自然言語に近いとか,それを目指しているような話を聞いたことがあります.その点も僕なりの解釈ですが,最近なんとなく感じるようになってきました.うまく説明できなさそうだけど,なんていうか,いわゆる綺麗な言語って,
僕は今日お昼を食べました. 僕は今日お昼にうどんを食べました. 僕が今日お昼にうどんを食べてとてもおいしかったです.
みたいな感覚で書くイメージが最近あるんですよね.ホント僕個人的な感覚.
けど, Perl だと,
オレ今日さぁ,昼にうどん食って,マジで最高においしかった
みたいな感じで書くこと*も*できる.
勘違いしないで欲しいのは,どっちが丁寧で,どっちが失礼な物言いかということではないですけどね.
Perl だと,前者のパターンでも後者のパターンでも書けるんだけど,いわゆる綺麗な言語だと,どっちかっていうと前者のパターンでしか書けない,もしくは,そうすべきみたいな方向に進んでいる感じがするんですよね.
で,これだけだと仕事に使う言語として,そういう informal な言語使うなみないな感じに思っちゃうんだけど,僕が感じてるっていうか言いたいのは,いわゆる綺麗な言語の場合,すべて同じトーンっていうかリズムになっちゃって,どこが肝心の処理なのか,どこがクライマックスなのかメリハリがつけられないような感覚があるんですよね.というか, Perl だとそういったメリハリがつけられるという方が正確かな.プログラムの起承転結みないなね.起で,値の初期化して,承でメイン処理,転で,エラー処理しつつ,結で後始末というのかな.全部同じトーンで書くのではなく,本質じゃないところは,手を抜いたり,大事な部分は冗長に書いたりできて,まさに文章の構成みたいな感じ.で,今のところ,こういう感覚だと Perl 以外の選択肢がなくて,何というか Perl ってホントどの言語とも違う感覚で設計されている気がしています.
なんか長いので,もうやめますが, Perl 好きな人達と Perl 嫌いな人達では,感じてる感覚が違いすぎる感じがします.どっちが正解ってわけじゃないよ.けどもし,今 Perl 嫌いでも何か Perl にひっかかるモノを感じたらちょっとづつでもいいから Perl を感じ続けると Perl 好きの感覚が少しづつわかってくると思う.僕は,その感覚に気づくのに 2 年かかったし,今現在,その感覚をもっと磨きたいと思っています.